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2025年1月

2025年1月26日 (日)

にゃもい。(エモい風で。)


 


 


 

先日、ドンキさんの今年のバレンタイン特集で知った

『カカオキャット』のチョコ。

 

バレンタイン……かつてそんな風習があったような。

 

くらいに私自身は縁遠くなってますが、うちは一応、母と共に、

バレンタインの季節に帰郷が近かったら兄にあげることになっているので、

「中身は食べてもらって、入れ物は置いていけ」の精神で、

最近は自分の好み全開で好きなパッケージのものを選んだりしています。

 

正直、自分のためにチョコが入っていなくても、

300円くらいで小物入れとして、缶だけほしいシリーズ。

私はイラストでもリアル猫が好きな派です。

 

ついでに今回検索して見つけたその他のチョコも。


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↓こちらはどうぶつ基金も兼ねているようなので、

そんな思いも込めた感じでおすすめです。


 

 

2025年1月23日 (木)

最近のSNSのイメージ(なんか長くなりました。)

 

(※あくまでイメージです。そして長文です。)

 

たとえば、私が某社長さんが出ているCMを見て、

 

「子供の頃は『社長さん』って、ものすごく人望があって、

もちろん誰よりも仕事ができて、従業員さんに対しても優しくて

責任を持てる、凄い人しかなれないんだろうなぁって思っていたけど、

ひょっとしたら勢いと自己愛があれば、なれてしまうのかもしれない」(笑)

 

という事を思って、もちろん冗談のつもりで、

そのままの文章をXに投稿したとするじゃあないですか。

そうすると、

 

「ややっ。わざわざXに投稿するとは、きっとイーロン・マスクに

言っているんだな、生意気な!」って思い込んだ人が、

「Xで直接御本人に言えば良いんじゃないですかー?」とか、

「そんなに簡単になれるんならお前がなってみろよ!」とか、

「こいつイーロン・マスクより自分の方が社長に向いてるって言ってるぜ!」

 

みたいに、元の文章ではまったく思っても言ってもいないことを、

「自分はこう思うから、こいつはこう思ってるに違いない!」

くらいの勘違いしたをした人が、勢いで悪口を広めて、最終的に

誰かの思い込みの悪口や解釈が、もとの人が言ったことになってるとか。

 

ここで、

「いやいや、最初に言ってたのは◯グループの社長さんのCMを見て

 思ったことで、まったくの冗談だったんです!」って説明しても、

 

「夢グ◯ープの社長になら何を言っても良いのか!」

「あれはツッコミ待ちでわざとそういうキャラを演じているんですよ。

 そんなことも分からないんですか? やれやれ」

「あの社長さんが裏でどれだけ社員の事を考えてるか、

 あなたはご存じないようですね、たとえば〜」

 

みたいな感じで一度炎上すると、際限なく広まっていくような。

で、最終的に「こんな性悪女がいたぜ!みんなで叩いてやろうぜ!!」

ってなって、それからは何を言っても延々悪口を言われる。

 

こういう人たちは、他人が仮に何か完璧なものを作ったり

書いたり言ったりしても、「完璧すぎてつまらない」とか、

「遊びがない」と、何にでも文句をつけるタイプだと思う。

 

だからちょっとクスっと笑えるくらいの事を思いついても、

めんどくさい事になったらアレだな。と思って、

自分の中だけで楽しんでたり考えていることもあるのです。

 

ちなみに私が初めて夢グルー◯さんのCMを見たのは、

BSでドラマ版の『ハンニバル』を観ていた時で、

「世の中のバランスって、こんなふうにとられているんだな」

と、変な感慨を覚えたものです。

(『ハンニバル』ドラマ版は映像がアートとして最高に美しいけれど猟奇的。)

 

あと、突っ込みどころしか無いと、好きとか嫌いの範疇を超えるんだな、とか。

むしろ笑点とかでネタにする落語家さんがいたりと、突っ込んだり真似をしたりと、

茶化しているつもりがタダでCMをお手伝いしてることになってるので、

やはりあのCMの効果は会社としては、してやったりなのでは。

ほんとほんと、あの社長さんはおそらく逆にやり手なんだろうと思っています。

 

で、何でこんな話をしているかというと、こういう思いついたり

話したいことがあるんだけれど、できるだけ誤解を与えず、誰も傷つけず、

ちゃんと書こうと思ったら長い時間が必要になるかもなのでメモのまま

放置してるネタを書いていこうかと。

 

で、その一個を今言ってみたわけです。

『個人的な生理の話をしよう』とかね。

でもこういう話って字面を見るのすら苦手という人もいるので、

noteみたいなところできちんと書いたほうがいいのか?とか。

 

とりあえず言っておきたいのは、生理痛はこの世に確実に存在します。

私は十代、二十代の頃は鎮痛剤がなければ動けないほどの痛みでしたから。

でも母はまったく痛みが無い派だったらしく、通じない人には通じない。

 

でもね、自分が経験したことがないから

「本当は大した事ないはず、生理痛は演技なんじゃないか?」って言う人はね、

たとえばこれまでの人生で一度も骨折したことがない人がね、

 

「自分は骨折したことなんてない!骨なんて、あんな硬いものが折れるはずがない!

松葉杖なんて甘え!! 私は歩けたもん!(⇐足首をひねったことがあるくらい)」

 

って豪語するくらい滑稽でおかしくて異常なことなので、

そろそろ、生理痛やそれに付随する症状は、本当に存在して、

女性一人ひとり、まったく違うことは事実として受け止めていただきたい。

 

ちなみに、痛みがほとんど無くてもそれはそれで大変なんです。

思ったより血液量が大変なことになっていてもう……血の海とかね。

スプラッター映画なんて、なんてこと無いくらいの悲惨さとかね。

これが月イチくらいで何十年も何十年も……。

もう本当に、少しでいいから真面目に想像してみてほしい。

こういう話が苦手な人にはごめんなさい。

 

そして今回昨日の深夜〜朝に、眠れないで見直していた

資料のページのランキングで、本当に偶然見つけたんですが、

 

父の湿疹に医師は「年のせい」 治らず別の病院に行くと、「あった! 皮膚に卵が」…

https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20190524-OYTET50006/

 

って記事ね!! そう、だから私の場合もきっとそうだったんったんですってば!

最初はお医者さんでもちゃんと診断できなくて、かえって悪化するステロイドを

処方されてって!! だから絶対、私以外にも同じように苦しんだ人、

今も苦しんでいる人もいると思うんですよ!!

 

※けっこう長い文章なので、要点だけ読みたい方はこの2ページ目だけでもぜひ!

https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20190524-OYTET50006/2/

 

本当にね、相手がプロのお医者さんでも、どういうわけかステロイドで悪化する

病気があるのを知らない? わからない?? 診断できない人もいるんですよ。

下手するとそっちのお医者さんの方がほとんどじゃないかと。(泣)

 

なんで私、「頭がおかしいから精神科へ行け!」って

言われなきゃならなかったんだろう。

何よりこのご家族の場合はきちんと診断されて、きちんと確実に効果のある飲み薬を

処方されたのが羨ましいし、ご家族がちゃんと症状に向き合ってくれているのが

本当に、本当に羨ましい。

 

ついでに気になった記事をもう一つ。

 

欧米にはなぜ、寝たきり老人がいないのか

https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20120620-OYTEW61295/

 

なんかね、日本の常識、人道的は他の国では非常識、

非人道的、ってこともたくさんあるんだなぁって。

やっぱり自分がされても苦しみそうなこと、ひょっとしたら

誰のためにもならない事は変えていってほしいなぁ。

 

というわけでだいぶ色々長くなりましたがこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました、お休みなさい。

 

2025年1月18日 (土)

ネコタミ4−10と、今回もちょっとオマケ。

前回もお知らせしましたが、『世迷言の方の、

ファンブログのサービス自体が終了になり、

2025年1月22日(水)に追加作成もできなくなるので

こちらにもネコタミの続きを掲載しておきます。

 

あちらのブログの方は、2025年4月22日(火)には

完全にサービス終了となり、閲覧もできなくなるそうなので、

小説の続きの更新やこの先のお知らせなどは、

こちらのホームページや小説ブログの方で。

 

以下、

第四章『水の国の転輪聖王(チャクラヴァルティン)』【十】

本文です。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 
『眠虎の民~ネコノタミ~』

第四章『水の国の転輪聖王(チャクラヴァルティン)』【十】

 

「ちょっと失礼でしょ、お兄ちゃん」フーカが肘でギンコを突付いた。
 先程からやたらとジョウゼンの肩を持つように見える。

 スズの視線に気づいたのか、フーカは早口で答えた。

「ジョウゼン様は赤ちゃんの頃にこっちに来たの。だから、あっちの世界について覚えてないの。私と同じで」

 本人が気づいているかどうかは不明だが、いつもより口調が大人しいというか、丁寧になっているようだ。
 一人称まで、いつもの『あたし』から『わたし』に微妙に変化している。

「だから、だから何か親近感があるっていうか……、それだけだから!!」
 
 怪訝な様子のスズに、うろたえて聞いていないことまで答えている。
 仮面で隠れていて顔は見えないが、照れているのかもしれない。

「そう。だから同じマレビト同士、もう少しボクらにも愛想があっても」
 ギンコがそう言いながら、手近に飾られていた豪奢な花の花瓶から、一本の菊の花を抜き取った。

「良いんじゃないか、ってね!」

 その言葉と同時に彼の魔力を込めたその花を、矢のようにジョウゼンに向かって投げつけた。

 気配に気づいたのか、こちらに向かって振り向いたジョウゼンに届く前に、その花はやはり空中で動きを止めた。
 だが今度は目に見えない氷の壁で破壊されることはなく、彼の前面に盾のように浮かぶ水球が、花の茎の先を包むように捕らえていた。

 彼は呆れたような顔でギンコを見ると、スナップするように右手首を回転させた。

『射《いる》』

 中指をこちらに向けて弾くと同時に、茎と花を反転させた菊の花がギンコに跳ね返るように放たれた。
 しかしギンコはそれを叩き落とすように、彼の仮面に届く直前でそれを受け止めた。全てが一瞬のことだった。

「気にしないで。これも恒例行事みたいな、いつもの事だから」
 フーカが、ため息をついた。

「『氷瀑布《ひょうばくふ》』と『飛仙笠《ひせんがさ》』。
 ほとんど自動的に防御してくれるあいつのチャクラム」

 ギンコが何も無かったかのように、菊の花を花瓶に戻しながら説明した。

「『氷瀑布』の方は、目に見えないくらい小さな氷の針で常にあいつを守ってる。ほんと、冷たくてトゲトゲしい、アイスピックみたいな奴にピッタリ! で、『飛仙笠』の方は――」

「水属性だけでなく、相手によって防御法を変える万能な盾ですけどね。
 特に悪意のある生物の意思のある攻撃に対しては」

 階段を降りて、ゆっくりとこちらに歩み寄ってきたジョウゼンが、ギンコの言葉を遮るように言った。

「ところで、“アイスピック”は氷を砕く道具で、冷たくはないのでは?」
 と、明らかに見下した顔で冷静に指摘した。

「なっ、……じゃあアレだよその、何ていうか……『つららウニ』!!」
 ギンコがジョウゼンに向かって「これだ!」という顔で指をさした。

 氷柱《つらら》+雲丹《うに》。

 スズでさえ「小学生のあだ名か!」と声に出してツッコミたかったが、ひょっとしたらこの世界にはいるのかもしれない。
『つららウニ』という生物や魔獣が。

 ほんの数ミリほど、ジョウゼンの眉根のあたりがピクっと痙攣した。
 ように見えた。
 
 だが今度は完全にギンコを黙殺して、フーカの方に向き直った。

「お久しぶりです、フーカ嬢。この者たちは何か、あなたに対して無礼を働きませんでしたか?」

 “たち”のところで一瞬だけスズの方を見たが、その視線は背筋が寒くなるような冷たいものだった。先ほどネコたちに向けていた眼差しとは違う。
 
 近くに来たことで解ったが、彼の目の色は透き通るような赤い色をしている。『血も凍る』ような恐怖というが、まさに血が凍ったような目だ。

「大丈夫です! もし万が一、何かあっても、私のほうが強いので!」
 フーカが、ぱぱっと素早く顔の前で両手を振った。

 何だか動きがいつもよりコンパクトだ。
 スズの前で見せる、腕を組んだり、足を組んだりする、どちらかと言うと大振りで余裕のある動きとは違う。

「ちゃんと、『好きでもない男性には冷たいくらいでちょうど良い。』って教えを守ってます!!」

 フーカが胸の前でガッツポーズを決めた。

 

 【2025年1月18日 『眠虎の民~ネコノタミ~』
第四章『水の国の転輪聖王(チャクラヴァルティン)』【十】了】

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

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オマケになるかどうかあれですが、写真は設定メモの一部です。

ジョウゼンのチャクラムの『飛仙笠』、最初はというか、

つい先日まで『飛笠』だったんですよね。

 

『飛泉』は高いところから落ちる水や滝のこと、

『氷瀑』は氷結した滝の事なので、まあどっちも『滝』なんですが。

 

坎王である孔を守るのが彼の役目であるので、

彼にとって相性の良い水属性に特化しつつも、

全属性に対応できないともしもの時に役目が務まらなさそうなので、

まあ笠も飛んでるし仙人っぽいし、音の同じ『飛仙』(空中を飛ぶ仙人)

って言葉もあるしで、直前にこっちに変更してみました。

 

そんな裏話でした。

それではまた。

 

2025年1月11日 (土)

ネコタミ4−9をこちらにも更新。+オマケ。

※ファンブログさんが、2025年1月22日(水)から
 新規投稿等ができなくなり、
 2025年4月22日(火)にサービス終了ですって。
 閲覧も不可能になるそうなので……。

 小説のデータ自体はいろんな予備保存をしているので、
 改めてこちらのホームページや小説サイトに掲載する予定です。
 
 とりあえず今月の22日まで間に合う分はあちらにも載せておきますね。

 それ以降は、今後はまた昔の『幻灯花日誌』の方のブログを復活させるか、
 こちらのホームページの方で更新していくと思います。

(行間の直しの関係とか含めると元のブログの方が使いやすいかな……?)

 短い間でしたが、あちらのブログも読んでくださった皆様、
 ありがとうございました!!

 

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 
『眠虎の民~ネコノタミ~』

 

第四章『水の国の転輪聖王(チャクラヴァルティン)』【九】

 

 声の感じから若い男性だと判断したが、その人物は見れば見るほど、人間というよりは『神仙』と言うほうがしっくりとくる外見をしていた。

 白く抜けるような髪と肌の色。
 それはギンコやフーカの白色人種のものとはまた違い、どこか氷のような透明感と冷たさを感じる、性別や人種を超えた先の白さのようだった。

 その両肩には一羽ずつ、鳩ほどの大きさの白い鳥が止まっていた。
 その彼ら全てを覆うように、天蓋のような布の付いた大きな笠が、頭上に浮遊している。彼の周囲はそのせいか、霧や氷の粒が光を受けるように、常にキラキラと輝いている。

 時代劇などで見かける、ベールのような薄い布地の付いた編笠によく似ていたが、笠と布は独立しているようで、金属製のように見える笠の部分だけが、ゆっくりと回転していた。
 彼の纏う水色と白で構成された、優雅だがどこか堅苦しそうにも見える衣服は『官服』なのかもしれない。この宮内で同じような色とデザインの服をまとったネコたちを何度か見かけている。

 

「ただでさえマレビト登録が遅れているというのに、悠長に土産物を物色している場合で……」

 その人物はそう言いながら、ツカツカと階段を早足で降りようとしたのだが、その途中で歓声が上がった。

「キャー!! 上善《ジョウゼン》様よー!!」
「こっち向いてー!!」

 世界的なスターに対するファンの声援のように、土産物売り場にいた民衆から甲高いざわめきが広がる。
 主に若い女性の声が多いようだが、男性からも声援が上がった。

『ジョウゼン』と呼ばれた彼は、「しまった」という表情で階段の中程で足を止めた。そして条件反射のように軽く右手を上げた。
 そこにはギンコの手甲と指輪によく似た物が付けられていた。
 水先案内人《ミズサキ》の印と、魔神輪《チャクラム》だ。

 それとほぼ同時に「受け取ってーっ!!!!!」という、多数の女性の声と共に、何か緑色の物体が三十個以上、彼に向かって投げられた。

 熱狂的なファンが芸能人やスポーツ選手に花やぬいぐるみを投げて贈る姿に似ていたが、それらは全て彼に届く前に空中で停止した。
 大きさや形はまちまちだが、どうやら『感石』のようだ。

 ジョウゼンはどこか申し訳なさそうに、目と口の端で微笑んだ。
 そして階下の民衆に向かって会釈をすると、囁くように呟いた。

『霧《きる》』

 その途端に、全ての感石は凍りつき、粉々になった。
 液体窒素で凍らせたバラの花びらが砕け散るように。

『散《ちる》』

 続けてそう言うと、右手を外に向けて払った。
 粉微塵になった感石は全て、風に乗るようにどこかへ消え去った。

「はぁ〜ん!!!!!」

 崩れ落ちるように、感石を投げた女性たちがその場に座り込んだ。
 彼女たちの投げた感石の片割れも、全て手の中で粉々に崩れ落ちたようだった。
 だが彼女たちの様子は、心からショックを受けて悲しんでいるというよりは、そんな状況に酔って楽しんでいるようにも見える。

「気にすんな。あれはここの恒例行事みたいなもんだ」
 呆然とその様子を見つめていたスズに、肩に乗っていたダンテが言う。

「下手に受け取って気を持たせないだけ、誠実なのよ」
 フーカが、どこか誇らしげに言い添える。

「ほら、あるじゃん? 子供の頃から活躍してるスポーツ選手とかさ、赤ちゃんの頃から国民に愛されてる王室の王子様とかさ。
 ボクらが『しゃべるホワイト子ライオン』なら、あいつは『産まれたてのふわっふわのユキヒョウの赤ちゃん』みたいなもんなんだよ。しかもアルビノの」
 ギンコが、なぜか憎々しげに説明した。

(触れなくてもパンダの赤ちゃんを動物園に観に行く人たちのような心境なんだろうか)
 何か違うような気もしたが、スズはスズで納得した。

 

 【2025年1月11日 『眠虎の民~ネコノタミ~』
第四章『水の国の転輪聖王(チャクラヴァルティン)』【九】了】

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

 

で、せっかくこっちのページで読んでくれた方へのオマケです。

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昔キャラ設定を考えている時とかに、ミニキャラで描いたりしていたもの。

でも今考えると21歳のギンコが『べー』ってしてたら怖いので、

子どもの頃の設定かもしれない。まあどっちでも良いけど。(笑)

ちなみに上善は今、25歳くらい。

 

まったく関係ないけれど、最近のネタメモのノートに

『アイベックスはアカシアの木に登る』と、

『アイベックスは舌を出すのがプロポーズ』とあるので

ついでにここに書いておきます。

(念の為言っておくと、ギンコの恋愛対象は女性。)

 

なんかメモった割にはどこにも使えそうにないので。(笑)

でもヤギ的な生き物が木に登ったりできるのって凄いと思う。

蹄の内側に肉球があるんですって。

 

それではまた。

 

2025年1月 8日 (水)

『たとえがアレな魔王』口調で。

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「知らなかった方が良かったと後悔することになるだろう……

 貴様ら人類にはまだ使いこなせない呪文だからな……それは、

『明日死ぬかもしれないんだから、今日くらい好きなもの食べとけ!』だ!!」

 

この呪文が発動すると、私は主にお酒を飲みすぎた深夜に

インスタントラーメンを食べるという所業に出ます。

 

危険極まりない……年末年始は特に……。

まあ意外と上手く使っている人もいるかもしれない。

でね、今回はシンプルに失敗したなーと思うのが写真のコレ。

 

よくよく考えたら、私、ホットドック

※訂正。正しくは 『アメリカンドッグ』、

(ホットドッグはパンにソーセージを挟んだあれでした。)

そんなに好きじゃないんですよ。

(ホットドッグは割と好き。)

 

なんかね、ホットケーキミックスで作ったドーナッツの味みたいに、

甘いじゃないですか。アメリカンドッグの周りの生地って。

フランクフルトの方が好き。純粋にケチャップとマスタードの味付けで。

甘いオカズよりも、しょっぱい辛いオカズが好き。

 

(※そして追加補足。ホットドッグは19世紀にドイツから

アメリカへの移民が持ち込んだフランクフルターっていうソーセージが、

犬の形に似ていたからホットドッグと呼ばれるようになったとか。ややこしい。)

 

 

でもこの日はケチャップライスが食べたかったんですよ。

自分で作ればよかった。オムライス作っとけって話ですよ。

 

結局、薄〜い味付けのケチャップライスもあれなので、

自分でケチャップ、中濃ソース、マヨネーズ少々のバーベキュー風味の

つけダレを作って、カリカリ部分をひたしながら完食しました。

 

アメリカンドッグが大好きな方には美味しいかもしれませんが、

私個人の意見としては、無駄に油物食べすぎた感がありました。

皆さんも、もし食べようと思った方は、重々に考えた上でどうぞ。

 

あ、『キクラゲ丼』の方は、あの後キクラゲについて調べたら、

鉄分やビタミンBが豊富で、むしろ私の病状には合っていたことを知りました。

意外と健康的かもしれない。

 

皆さんも、自分の人生に後悔しない食生活を。

 

 

2025年1月 5日 (日)

『べらぼう』の語源を調べたら

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2025年も、どうぞよろしくお願いいたします。

写真は1日に近所の小さな祠等に初詣のご挨拶に行ったときのもの。

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本当にトトロの森みたいなところに住んでいます。

 

さてタイトルの、“『べらぼう』の意味を調べたら”

 

今年の大河ドラマのタイトルなんですが、よく考えたら意味を知らなかったので

電子辞書で調べたところ、江戸時代に見世物で評判になった、『奇人』の

『便乱坊(べらんぼう)』さんが語源という説が最初に出てきました。

 

(なるほど、人の名前からだったんだな。どんな人だったんだろう?)

と、その特徴を続けて読んでみると。

 

『容貌極めて醜く、』

(昔は手術で治せない生まれつきの奇形の人も多かったと聞くし、

 妖怪とか1つ目小僧とかそういう説もあるかならな)

 

『全身真っ黒で、』

(ん? 当時あまり知られていなかった、漂流して流れ着いた黒人さんとかかな?)

 

『頭は鋭くとがり、』

(……宇宙人か? インディ・ジョーンズのあれとか。グレイ系?)

 

『目は赤く丸く、あごが猿のようで、』

(チュパカブラじゃんもう! 日本にチュパカブラいたんだね!!)

 

『愚鈍な仕草で笑いを誘った』そうです。

(もう捕獲された宇宙人かチュパカブラでしか画が浮かばないよ!)

 

NHKさんにはぜひ、この辺を深堀りして

『ダークサイドミステリー』などで特集を組んでいただきたい。

 

あ、ちなみに去年の紅白は、アルフィーさんと高橋真梨子さんと

米津玄師さんのところだけ一階のお茶の間で観ました。

(自室のテレビでは地上波の総合テレビだけ

電波の設定がうまくできずに映らないため。)

 

でもネットの情報とかでB'zさんが三曲も歌ったならそこも観たかった……

『LOVE PHANTOM』を久しぶりに聞きたかったよ。

 

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ちょっと今年の干支のヘビっぽく見える雲。

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こっちは子グマか、ライオンキングのシンバっぽく見える雲。

 

あ、ついでに語源を説明しておくと、

『イカレポンチ』は、『いかれた』『ぼんち:坊っちゃん』の変形です。

『フルーツポンチ』とかは関係ないらしい。

 

そんなこんなで今年もよろしくお願いいたします。^^

 

 

 

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